パチンコで5万も6万も負けることを考えたら1万円の懐石料理なんて安いもんだよなあといつも思いながら結局安々の牛丼やらカレーやらが結構好きでそんな高級なものにはありつけないシーナでつ。





ソファでくつろいでいると、いつの間にか隣にいる。

時々頭をこてっと肩に乗せたりする。

テレビを見ながら、無意識のうちに肩を抱き寄せ、ぽんぽんと叩く私。

テレビに夢中になっていた私に隙があったのだろうか、

いつの間にか彼女は私の腕からすり抜けていた。

気付くと彼女の顔が目の前にある。

どきっとした瞬間、ちょっとだけ首を傾け、すっと近づいてくる。

剣道だったら完全に1本とられているだろう。

全く無駄のない一連の動作に身動きがとれない。

そんな私を見透かしたように、軽く微笑みながら私の頬にキスをする。

その瞬間、耳に触れる彼女の髪、

キスの後にほのかに残るシャンプーの香り、

微妙だが確実に痕跡を残していく。

まるで全てが計算し尽くされているようだ。

そして、唇の柔らかさだけを的確に頬に伝えるその絶妙のちから加減は完璧の一言につきる。

決してディープではない、むしろ対極的な軽いキス・・・



しかし



このキスはやばすぎる・・・。

























すごいぞ娘(2歳)!





男どもの視線を一身に集めまくったあげくばっさばっさと切り捨てていく俺の夢を果たしてくれ。